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Voice. 01
愛車4台分のガレージとバーベキューテラス。
満を持して建てた夢の住まい。

間口の広い南向きの敷地に、シンプルながら端正なプロポーションが人目を引く白い邸宅。舗道の際までせり出したガレージの扉までもが美しく、オーナーのこだわりを感じさせる。ここで暮らすのは40代のご夫婦と中学生の息子さん。昨年12月に入居し、以来、住まいへの愛着を日に日につのらせている。

「結婚した当初から家を建てたいと思っていた」と話すご主人。一度は土地を購入するための手付金まで払ったが、どこかしっくりこず「今じゃない」という心の声に従い、マイホーム計画は延び延びになっていた。奥様も「15年間家がほしいと思いながらも、とくに住みたい場所が浮かばなくて」。そんなとき、ご主人のお祖母様が昔から住んでいた土地を受け継ぐことに。地下鉄駅からも近いこの地域はご主人が生まれ育ったところで、なつかしい記憶が残る場所だ。都心へもアクセスしやすく奥様も気に入った。

土地が決まったところで、ビルダー選びはどうするか。スター・ウェッジと巡り会ったのは3件目だ。他の2社は見積りが合わず、ネット検索で探し当てたのが同社である。デザインが気に入ってさっそくモデルハウスを訪問してみると、思った以上に魅力的に感じられた。「清潔感のある白い建物はまさに理想のイメージ。使いやすそうなキッチンやバーベキューテラスがすてきで、憧れの暮らしがそこにありました」と奥様。一方、ご主人はそのとき対応した設計担当の人柄が決め手になったという。

ご主人にはどうしても譲れない夢があった。それは、愛車が4台納まるビルトインガレージをつくること。車の整備もすべて自分で行うため、ちょっとしたピット並みの装備も必要だ。他にも、2台のオートバイを入れるスペースを確保したい。この条件を満たすとなると、1階の大半をガレージが占めることになる。実際、完成した1階面積約38坪のうち、ガレージは26坪という大きさになった。

「以前、賃貸マンションで暮らしているときは車庫をバラバラに借りていて、除雪の苦労もさることながらそれぞれの車庫に通うのが大変でした。いつかは1カ所に車をまとめたいなと」。ご主人のクルマ好きはお父様の影響もあったそうだ。「大きなアメ車を所有していたわりには家の車庫が小さくて、小学生のぼくにも出し入れが窮屈そうに見えました。自分が大人になったら絶対に大きなガレージをつくるぞって。それが45歳にして叶ったわけです(笑)」。

結婚当時の奥様は、どうして何台も車がいるのか不思議だったが、やがて、愛車をモチベーションに仕事に励むご主人を理解するようになったという。「以前のように、今どこの車庫にいるのか分からないより、いつも下のガレージにいてくれるので安心です」。そういって、ご主人の夢の実現をいっしょに喜ぶやさしい奥様である。

居住空間は必然的に2階となり、眺望や明るさの面でもメリットは大きかった。何よりも、ダイニングに面してバルコニーを広く設けることができたのがうれしい。「うちの家族はバーベキューが大好き。バルコニーでしょっちゅう肉を焼いてます」と、楽しそうに笑うご主人。「キッチンから食材を運ぶにも便利なんですよ」と相づちを打つ奥様は、キッチンの使いやすさにこだわった。パンをつくるため、生地をこねる作業台とビルトインオーブンは必須。白く美しい、収納力豊富なキャビネットもすっきりとした空間を保つには欠かせない。使いやすくデザイン性にすぐれたキッチンのおかげで、料理の楽しみも広がった。

ダイニングとリビングは吹き抜けの階段ホールでさり気なくセパレートされ、それでいてひとつの空間でつながることの安心感を大切にしている。また、ダイニングとリビングの対角線をできるだけ長く取る設計の工夫により、気持ちが晴れ晴れとするような開放感ももたらした。

「毎朝起きて寝室からダイニングへ向かうまでの間、最高にテンションが上がりますね。家族みんなが独り言のように、いい家だな~ってブツブツいってるんですよ(笑)」「どの空間を切り取ってもすてき。階段の手すりに無造作にタオルをかけただけでも絵になっちゃうから不思議です」。住まいの魅力を語りだしたらキリがない。満を持して建てたマイホームは大正解だった。

設計のポイント

  • 愛車が4台収まるビルトインガレージから発想した夢のある住まいづくり。
  • 手軽にバーベキューが楽しめる、ダイニングに面した広々バルコニー。
  • 南面に大開口を設けたリビング・ダイニングは、階段ホールでさり気なく分離。
  • リビングとダイニングの対角線をできるだけ長く設け、開放的な住空間に。
  • 主寝室に近接する水まわりは、ランドリースペースを設けたゆとりの空間。