TECHNOLOGY

日本の気候・風土に適し、窓の大きさ・間取りなどの自由度が高い木造軸組工法は、現在もっとも広く普及している工法です。スター・ウェッジでは、木造軸組工法の弱点とされてきた柱・梁接合部の断面欠損を減らすため、継手・仕口を構造金物とドリフトピンで固定する「金物工法」を採用しています。

床面は面剛性を高めた「剛床工法」を採用。「剛床工法」と「金物工法」で補強された「耐力壁」とで地震時の水平力に強い、耐震性に優れた建物を実現しています。

柱間に断熱材を施工する充填断熱工法と外側に断熱材を施工する外張断熱工法を組み合わせ、ふたつの断熱方法のデメリットを解消した付加断熱工法で、高断熱住宅を提供しています。熱伝導率が低く繊維状で柔軟性があるグラスウールを採用し、断熱層を厚くすることで、高い断熱性を確保し経年劣化による断熱性能の低下も防いでいます。スター・ウェッジの住宅は、国が定める断熱等性能等級においては、ZEH水準の等級5［UA値:0.4W/㎡K］を、一次エネルギー消費量等級においては最上位の等級6を約束しています。都市部と多雪地域に対応したZEH基準である「ZEH Oriented」にも対応しております。

Low- E金属膜をガラスにコーティングし、複層ガラスの中空層に、熱伝導率が低い「アルゴンガス」を封入することで断熱性・遮熱性を向上します。冷暖房効率を高め、省エネルギー性に優れています。

建築基準法で義務付けとなっている24時間換気システムのうち、スター・ウェッジでは第三種換気方式を採用しています。高気密・高断熱の住宅であるため、第三種換気方式を採用することで安定した換気を確保し、その部屋の性質に合わせて機械排気を設けることで、室内の結露の発生を抑制します。また、機械排気により室内が負圧となり、壁体内への湿気の侵入を抑制し、メンテナンス性にも優れているため、建物の長寿命化にも効果があります。

F☆☆☆☆はホルムアルデヒド放散等級の最上位等級を示します。弊社では、家具・建具・クロスなど全てF☆☆☆☆を使用しております。

スター・ウェッジには大手建設会社やゼネコンで経験を積んだ一級建築士が所属。住宅建築だけに捉われない幅広い発想で、品質・スペック・コストをバランス良くデザインに落とし込んだ提案を可能にしています。性能重視で窓を小さくしてしまったり、デザイン重視で温熱環境をないがしろにしてしまう「暖かいだけの家」や「かっこいいだけの家」といった表層的な追求は、豊かな暮らしと程遠い住まいです。私たちは住まう人の要望、環境への配慮、住まいに関わるさまざまな情報や変化に対して柔軟かつ迅速に対応して進化する設計を目指します。

著しく変化する社会情勢の中で建築コストが高騰する今、私たちは空間だけではなくコストのデザインにも力を注いでいます。無垢材、石、ガラス、タイルなど多彩な素材、最先端テクノロジーを活かした設備や、住まう人のライフスタイルに合致する熱源など、豊富な建築実績で培ってきた知見を活かし、適材適所で最適な選択を追求。環境への負荷も配慮しながら、イニシャルコストだけではなく、ランニングコスト、メンテナンスコストなどお客様の暮らしの未来を見据えた提案を行います。

お客様のこだわりを反映した細かなディテールや、デザイン、温熱環境など、快適な住環境は確かな施工力が欠かせません。また、近年は建築基準法の厳格化も相まって、より高いレベルの知識や経験が求められるようになりました。スター・ウェッジは建築士に加え、施工管理技士も擁する技術者集団。先人たちから継ぐ日本の伝統的な構造や工法を大切にした「クラフトマン精神」と、最新テクノロジーを切り拓くチャレンジの連続で技術力を日々磨き上げ、唯一無二の高品質なフルオーダーメイドの住まいを実現しています。

私たちは木造建築のみならず、RC造を工事管理する技術と経験を持つ会社です。構造上の制約に捉われないRC造は、空間を自在に構成することができるため設計の自由度が高く、その技術を活かして入浴施設やホテル、公共施設など住宅建築にとどまらない施工にも数多く携わっています。私たちは豊富な施工実績に裏付けされた高い技術力と信頼で、あらゆるニーズに対応します。

上質な住まいを下支えするのは、スター・ウェッジとともに伴走する協力会社の皆様です。高い技術を誇る職人さんたちやメーカー担当者様とのつながりを大切にし、働きやすい環境づくりや、イベント開催や現場での積極的なコミュニケーションを通してチームワークを強化。社内外を信頼で結ぶネットワークは、スター・ウェッジが誇る施工品質の均一化と向上を実現しています。