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2022.03.25

「SAPPORO COLOR」

日に日に気温が上昇し、例年にない大雪で高く積もっていた路肩の雪も着々と溶け出して、春本番といった今日この頃。皆様はいかがお過ごしでしょうか。

今日は「色」についてのお話をしたいと思います。
「札幌の景観色70色」という色の存在をご存じでしょうか?これは2004年に札幌市と札幌市立高等専門学校のデザイン学部の教授が中心となって作られた札幌の景観まちづくりのために選ばれた70色です。色には一色一色、札幌の気候風土に基づいた名前が付けられて、札幌に住む私たちには馴染みのものばかり。

淡い色には冬・雪景色から連想されたものも多く、「雪灯」「氷柱」「霧氷」や「新雪」など…近しい色の違いを議論の中で市民がイメージしやすいネーミングを検討されたのであろうと想像されます。
地名なども多く使われていて、「羊ケ丘」「モエレ沼」「豊平川」など市民以外にもわかる名所が採用されています。「ポプラ」や「蝦夷松」など札幌になじみの樹々や、暖色には「ミルク金時」や「生チョコ」などほっこりするネーミングのもの。(個人的にお気に入りはネーミングも含めて「雪花」「雪影」「蝦夷りす」です!)

雪花 イメージ
雪影 イメージ

そもそも大規模な建築の新築時や塗り替え時を想定して作られたもののようですが、札幌に住むものとしては大いに活用したいものです。家を新築する際は、全てにおいて色を選択する場面が出てきます。家が完成した後、インテリアを揃える時もカラーコーディネートは、皆さん楽しいながらも一番悩まれるところではないでしょうか。グレーからベージュ系の淡い色味もたくさんあって、外観だけではなく、インテリアにも採用しやすい色味も多数あります。

一色ずつ、思いが込められた札幌だけの「景観色」。何かの参考にされてみてはいかがでしょうか。

3/27はまもなく完成する建売住宅の見学会を開催致します!皆様のご来場おまちしております。

SUSTAINABLE DESIGN COMPANY