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2019.08.23

札幌

STARR WEDGE 夏祭り 2019 Report vol.4

【ワークショップ2】では、STARR WEDGEの住まいの造園設計でおなじみのエディア株式会社の代表取締役デザイナー櫻井清隆さんが、ハーバリウムディフューザーづくりを教えてくれました。 本来は瓶の中にドライフラワーと専用のオイルを入れて完成するハーバリウムですが、今回はそこへアロマオイルを足すことでディフューザーにアレンジ。眺めるだけでなく、香りまで楽しめるものにしてくれました。 色とりどりのドライフラワーがテーブルに並ぶと、お子さんもお母さんも始まる前から興味津々。櫻井さんの「詰めすぎるよりも余白を作った方が美しく仕上がります」というアドバイスのもと、それぞれが好きな色・好きな花を使って作り上げました。完成品はどれも個性あふれるものばかり。いくつか並べて写真を撮ったり、撮影後はSNSにアップするなど大好評でした。
Recipe-3「Herbarium Diffuser〜花育」
エディア株式会社 代表取締役デザイナー http://www.eda-g.com/ https://wallgreenplus.jp/ ボタニカルクリエイター 日本フラワーデザイン協会 1級講師 NPO法人さっぽろ花育ネットワーク代表理事

暮らしを彩るお花とその香り

皆さん、北海道とは思えない猛暑いかがお過ごしでしょうか?エアコン・扇風機などで体を冷やしたり、冷たいものを飲んでクールダウンしたり。涼しいところに出かけるなど、それぞれに対策を取られていることと思います。 実はお花や植物にも視覚や嗅覚から体温をクールダウンする効果があるといわれています。例えばアジサイ・デルフィニュームなどブルー系のお花を見るとどこか涼しげに感じませんか?それは青色がもたらす効果で水・涼しい・冷たいなど潜在意識の中でインプットされている思い込みからくるもので体感温度が下がるともいわれています。実際に同じ温度の部屋で赤い部屋と青い部屋では青い部屋の方が寒く感じられると思います。 次に嗅覚からくる効果です。例えば、料理などにもよく使われるハーブ。その中でもミントの香りを想像してみてください。鼻ががスーッとしませんか?ミントはシソ科ハッカ属で日本でいわれているハッカと同じ仲間です。最近は、水の中にミントの葉を入れて出すところやおしぼりにミントの香りを染み込ませて出すところもあります。そんなミントには匂いから涼しさを感じさせる効果があります。 このように、お花や植物にはあまり知られていない効果がまだまだあります。暑くてすぐ枯れてしまうと思うかもしれませんが、ガラスの皿やボウルに水を入れて花を浮かせたり、花瓶の中に氷を入れて飾ったり。ビー玉を入れてみたりして、夏らしい演出をして夏を楽しむ飾り方をしてみたらいかがでしょうか?おうちの中がどこか涼しげに感じられるかもしれませんよ。 ※効果については、いずれも個人差がございますのでご了承ください。  

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